「Raspberry Pi Zero」から性能は最大5倍に向上
株式会社スイッチサイエンス(本社:東京都新宿区)は2022年6月21日、昨年10月に
アナウンスされたRaspberry Pi Foundationの超小型ボードPC
「Raspberry Pi Zero 2 W」について、新規取り扱い開始を発表した。
プロセッサにはBroadcom BCM2710A1(クアッドコア64-bit SoC/Arm Cortex-A53@1GHz)をベースにしたRaspberry Pi RP3A0 SiPを採用し、シングルスレッド性能は40%、マルチスレッド性能は5倍向上している。また2.4GHz帯のIEE802.11b/g/n無線LAN機能とBluetooth 4.2(BLE対応)を備え、追加のハードを用意することなくネットワークに接続できる。
その他、主なスペックはメモリはLPDDR2 512MB、GPUはVideoCore IV、インターフェイスはmicroSDカードスロット、miniHDMI/USB2.0 OTG、microUSB給電(5V/2.5A)、HAT互換の40pinヘッダなど。またH.264/MPEG-4デコードや、H.264エンコード、OpenGL ES 1.1/2.0グラフィックス機能などを備える。
基板サイズは幅30mm、奥行き65mm、最大高さ5.2mm、重量10g。