長時間安定したデータ転送が可能
Team Group(本社:台湾)は2022年7月26日、ベイパーチャンバー採用のヒートシンクを搭載する産業向けNVMe M.2 SSD
「N74V-M80」シリーズを発表した。
気体→液体→気体のサイクルにより、熱を素早く移動するベイパーチャンバーとアルミニウムヒートシンクを組み合わせることで、コントローラやNANDフラッシュの熱を効率よく冷却可能。サーマルスロットリングによる速度低下を解消でき、長時間のデータ転送ではヒートシンクなしの状態に比べて最大75%も転送時間を短縮できるという。
バスインターフェイスはPCI Express 3.0(x4)、NANDフラッシュはP/Eサイクル3,000の3D TLC、転送速度はシーケンシャル読込3,445MB/sec、書込2,520MB/sec。容量ラインナップは128GB、256GB、512GBの3モデルが用意される。
本体サイズは幅23.1mm、奥行き80.0mm、高さ14.5mm。MTBFは300万時間以上、製品保証は3年間。