「BiCS FLASH」と自社開発コントローラ
キオクシア株式会社(本社:東京都港区)は2022年9月28日、業界最大容量になる2TBのmicroSDカードのプロトタイプモデルを開発し、基本動作を確認したとのこと。
今回試作された2TBのmicroSDXC UHS-Iメモリカードは、キオクシアの3次元NANDフラッシュメモリ「BiCS FLASH」と自社開発のコントローラを採用している。
また独自チップ多段積層パッケージング技術を組み合わせることで、チップ搭載部分の厚さが最大0.8mmしかないmicroSDメモリカードのパッケージ内に、1Tbit (128GB) のフラッシュメモリを16枚積層している。
なおキオクシアでは今回の技術を元に、大容量データに適した2TBのmicroSDXCメモリカードの量産を2023年より開始する予定。