製品サイトからも情報が削除済み
NVIDIA Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)は2022年10月14日(現地時間)、ビデオメモリ12GB版のGeForce RTX 4080をキャンセルすると発表した。
9月20日に行われた
「GTC 2022」の基調講演で、NVIDIAはAda Lovelaceアーキテクチャを採用する新GPUとして、フラッグシップの
「GeForce RTX 4090」の他、ビデオメモリ16GB版と12GB版の
「GeForce RTX 4080」を発表していた。
この「GeForce RTX 4080」だが、16GB版と12GB版ではビデオメモリ容量の他、CUDAコア数(9,728基と7,680基)や、メモリバス幅(256bitと192bit)も異なり、パフォーマンスにも違いがある。
そこでNVIDIAでは、「GeForce RTX 4080 12GB自体は素晴らしい製品」としながらもモデル名が16GB版と同じでは混乱を招く可能性があるとして、12GB版をキャンセルすることにしたという。なおキャンセルした12GB版がどうなるのかについて言及はないが、GeForce RTX 4070のような別のモデル名で復活する可能性はありそうだ。
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NVIDIAの製品サイトからはすでに12GB版の情報は削除済み。なお16GBの国内価格は219,800円からになる予定
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またこれまで11月発売とされていた16GB版のGeForce RTX 4080については発売日が11月16日になる予定であることも合わせてアナウンスされている。