GCDだけでなくMCDも効率的に冷却可能
EK Water Blocks(HQ:スロベニア共和国)は2022年11月3日(現地時間)、AMDの次世代グラフィックスカードRadeon RX 7900 XTX向けウォーターブロック
「EK-Quantum Vector2 RX 7900 XTX D-RGB」シリーズを発表した。
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EK-Quantum Vector2 RX 7900 XTX D-RGB – Nickel + Plexi
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Radeon RX 7900 XTXでは、グラフィックスコア「GCD」の周辺に、6基のメモリキャッシュダイ「MCD」を搭載するチップレット構成を採用しているが、「EK-Quantum Vector2 RX 7900 XTX D-RGB」では、クーラント液が「GCD」に流れ、その後周囲の「MCD」にバランスよく流れていく独自流路設計「3D-machined acrylic jet insert」を採用。またフィン密度を従来より細かくすることで冷却性能が向上しているという。
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EK-Quantum Vector2 RX 7900 XTX D-RGB – Nickel + Acetal
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ベースプレートは厚さ11mmの銅製で、トップカバーは透明なアクリルとブラックのアセタールの2種類がラインナップ。いずれもアドレサブルRGB LEDによるイルミネーション機能を備え、アルマイト処理を施したブラックのアルミニウム製バックプレートが付属する。
直販サイトではすでに予約受付が開始され、直販価格は239.90ユーロ。なお製品出荷は12月上旬より開始される予定だ。