3.63スロット専有の大型3連ファンクーラー搭載
ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2022年11月11日(現地時間)、RDNA 3アーキテクチャを採用するAMDの次世代GPU Radeon RX 7900シリーズを搭載するグラフィックスカード計4モデルを発表した。いずれも「TUF Gaming」シリーズに属する製品で、3.63スロットを専有する大型の3連ファンクーラーを搭載する。
Radeon RX 7900シリーズでは、コンシューマ向けGPUでは初のチップレット構成を採用し、ワットパフォーマンスは従来から最大54%向上。またAI性能は最大2.7倍、レイトレーシング性能も最大1.8倍に引き上げられているという。
「TUF Gaming Radeon RX 7900 XTX」シリーズは、6,144基のストリームプロセッサと、GDDR6 24GB(バス幅384bit)のビデオメモリを搭載するRadeon RX 7900 XTXグラフィックスカード。定格モデルとOCモデルがラインナップし、VGAクーラーには従来から風量が13.8%、静圧が8%改善した「Axial-techファン」や、放熱面積が22.8%増加した大型ヒートシンクで構成される3.63スロットの大型3連ファンクーラーを採用する。
さらに電源回路はPowerStageや20Kコンデンサによる17+4フェーズ構成で、GPUが必要とする電力を安定して供給可能。その他、パフォーマンスモードと静音モードを切り替えられるデュアルBIOSスイッチや、低負荷時にファンの回転を停止するセミファンレス機能、PCBのたわみを防止するアルミニウム製バックプレートやダイキャストフレームなどを備える。
バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)、ディスプレイ出力はHDMI 2.1×1、DisplayPort 2.1×3、補助電源コネクタは8pin×3。
「TUF Gaming Radeon RX 7900 XT」シリーズは、5,376基のストリームプロセッサと、GDDR6 20GB(バス幅320bit)のビデオメモリを搭載するRadeon RX 7900 XTグラフィックスカード。こちらも定格モデルとOCモデルがラインナップし、VGAクーラーには3.63スロットの大型3連ファンクーラーを採用する。
バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)、ディスプレイ出力はHDMI 2.1×1、DisplayPort 2.1×3で、PCBのたわみを防止するアルミニウム製バックプレートやダイキャストフレームを備える。
TUF Gaming Radeon RX 7900 XTX OC Edition 24GB GDDR6
TUF Gaming Radeon RX 7900 XTX 24GB GDDR6
TUF Gaming Radeon RX 7900 XT OC Edition 20GB GDDR6
TUF Gaming Radeon RX 7900 XT 20GB GDDR6
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