従来からさらに高解像度化、PDAFやHDR撮影に対応
Raspberry Pi Foundation(本社:イギリス)は2023年1月9日(現地時間)、Raspberry Piに対応する最新のカメラモジュール
「Raspberry Pi Camera Module 3」を発表した。市場想定売価は25ドルから。
ソニーの裏面照射型CMOSセンサー「IMX708」を採用したカメラモジュールで、「IMX219」を搭載していた従来モジュールから受光サイズが拡大し高解像度化。1ピクセルあたり1.4μmに受光サイズが拡大されたほか、出力画素数は1,200万画素(4,608×2,592)に向上している。
センサーサイズは1/2.43インチで、オートフォーカスは位相検出AF(PDAF)または独自のコントラスト検出AF(CDAF)をサポート。HDR撮影にも対応する。
|
|
|
Raspberry Pi Camera Module 3
|
Raspberry Pi Camera Module 3 Wide
|
CSIコネクタを備えたRaspberry Piに対応するモジュールで、製品は標準的な視野角66°のレンズを備える「Camera Module 3」(25ドル)と102°の広視野角モデル「Camera Module 3 Wide」(35ドル)をラインナップ。M12マウントのレンズが使用できる「Raspberry Pi High Quality Camera」の新バリエーションも50ドルも販売される。