WS・サーバーラック向けモデルと1Uラック向けモデルを展開
EK Japan合同会社(本社:東京都文京区)は2023年2月23日、AMD Socket SP5(LGA 6096)に対応するEPYCサーバープロセッサ向けのウォーターブロック
「EK-Pro CPU WB SP5 Ni + Acetal」「EK-Pro CPU WB SP5 Rack Ni + Acetal」を発表した。3月下旬に出荷が開始される。
「EK-Pro CPU WB SP5 Ni + Acetal」は、コードネーム“Genoa”ことZen 4ベースのEPYCプロセッサに対応するエンタープライズグレードのSocket SP5専用ウォーターブロック。上部に標準的なG1/4”ポートを3つ備えており、ワークステーションや背の高いサーバーラック向けに設計されている。トップ素材はCNC加工が施されたPOMアセタール、コールドプレートにはニッケル電気メッキ処理を施した銅製ベースを採用する。
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EK-Pro CPU WB SP5 Rack Ni + Acetal
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「EK-Pro CPU WB SP5 Rack Ni + Acetal」は、エンタープライズグレードのSocket SP5専用ウォーターブロック。縦方向のフットプリントを抑えるために側面にG1/8”ポートを備えており、背の低い1Uラックにも対応する。EPYCプロセッサのIHS全体をカバーするサイズと高密度のマイクロフィン構造により、効率的な冷却が可能。なお、トップ素材はCNC加工のPOMアセタール、コールドプレートはニッケルメッキ処理された銅製ベースが用いられる。
また、いずれもソケットのマウントに直接取り付け可能なスプリング付きスクリューを6基搭載。筐体からマザーボードを取り外すことなく、最小限の手間で組み込むことができる。