「NF-A12x25」に最適化したオリジナルヒートシンクを採用
RASCOM Computerdistribution(本社:オーストリア)が展開するNoctuaブランドは2023年3月20日(現地時間)、ASUSとコラボレーションしたGeForce RTX 4080グラフィックスカード
「ASUS GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X Noctua OC Edition」を発表した。
2023年1月5日にASUSから先行アナウンスされていた製品で、NoctuaとASUSのコラボレーショングラフィックスカードとしては第3弾になるモデル。GPUにはAda Lovelaceアーキテクチャを採用するGeForce RTX 4080を採用し、4.3スロットの巨大デュアルファンクーラーを搭載する。
冷却ファンは、これまで発売された
GeForce RTX 3070や、
GeForce RTX 3080と同じ120mmファン「NF-A12x25」を2基搭載。さらに大型のベイパーチャンバーベースや、φ8mm×5本、φ6mm×3本の計8本のヒートパイプを備えた新設計のヒートシンクを組み合わせることで、空冷クーラーを採用するGeForce RTX 4080グラフィックスカードの中では最高峰の静音性を実現しているという。
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ASUSオリジナルヒートシンクとの比較では、ベースプレートが銅製ベースからベイパーチャンバーに、ヒートパイプの構成もφ8mm×2本+φ6mm×6本→φ8mm×5本+φ6mm×3本へ変更された
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ファンのノイズは最低で約5dBA、最大では約17dBAも低下している
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さらに低負荷時にはファンの回転を停止するセミファンレス機能「0dB Technology」や、静音性を重視した「Quiet」と性能を重視した「Performance」を選択できる「Dual BIOS」、パーツの取り付けを自動化する「Auto-Extreme Technology」等に対応する。
以前のリリースでは明らかにされていなかった詳細スペックも公開され、CUDAコア数9,728基、コアクロックはOC mode時2,625MHz、Default mode時2,595MHz、メモリスピード22.4Gbps、メモリバス幅256bit、ビデオメモリはGDDR6X 16GB。出力インターフェイスはHDMI 2.1a×2、DisplayPort 1.4a×3。
カードサイズは長さ310mm、幅144.8mm、厚さ87.5mm、補助電源コネクタは16pin×1で、製品にはドライバーとしても使えるグラフィックスカードホルダーが付属する。