ASRockからは4製品が4月発売を予告
ASRock Incorporation(本社:台湾)およびGIGABYTE TECHNOLOGY(本社:台湾)は2023年3月31日、
AMD A620チップ搭載マザーボードを発表した。
AMD X670およびB650チップ搭載マザーボードの下位に当たる、AMD Ryzen 7000シリーズ対応エントリーモデル。国内市場での販売は4月の予定で、発売時期は確定次第アナウンスを行う(ASRock)としている。

なお発売が予定されているのは
「A620M Pro RS WiFi」「A620M Pro RS」および
「A620M-HDV/M.2+」「A620MHDV/M.2」で、前者2モデルはメモリスロット4本、後者2モデルは2本。
ASRockによると「A620M Pro RS WiFi」「A620M Pro RS」は、「フロントパネルとリアパネルの両方にType-Cを含む豊富なUSB ポートと、3つのM.2 Key-M スロットをオンボードで搭載。M.2 スロットのうち2つはPCIe Gen4 x4 をサポートし、複数のストレージオプションを提供する」としている。また6層基板とDr.MOS for Vcore設計による高品質もアピールしている。

さらに「A620M-HDV/M.2+」「A620MHDV/M.2」は、コストパフォーマンス重視モデルの位置付け。うち「A620M-HDV/M.2+」は6+1+1 の電源フェーズ仕様とされ、「NVMe SSD 用の2つのM.2 Key-M スロット、最新のポータブルデバイスをサポートするUSB 3.2 Type-C のほか、BIOS Flashback 機能やPOST ステータスチェッカー、Auto Driver Installerなどユーザービリティーの高い機能を多数サポートする」とされる。
GIGABYTE A620マザーボードは「ユーザーのニーズと予算に最適な組み合わせ」
GIGABYTEは具体的製品に関するアナウンスは無く、搭載マザーボードの近日登場を予告。手頃な価格ながらRyzen 7000シリーズの項パフォーマンスが体感できる「最も競争力のあるAM5プラットフォーム」としている。
一部公開情報では、独自レイアウトと設計およびBIOSにより、DDR5 EXPO/XMP機能で 最大DDR5-6400までの最適なメモリ性能を実現。グラフィックスカードを簡単に取り外しできる「PCIe EZ-Latch」の採用や、GIGABYTE独自のQ-Flash Plus機能の搭載など、基本設計の一部が継承される。