課題だった汗のニオイ対策を技術で改善。ファンの個別販売も
シャープ株式会社(本社:大阪府堺市)と株式会社サンエス(本社:広島県福山市)は2023年4月19日、プラズマクラスター機能を搭載したファン付きウェア
「空調風神服」を発表。5月よりサンエスから販売を開始する。
服の内側に外気を取り込み、汗の気化熱により体感を涼しく保つことができるファン付きウェアの新製品。ファン付きウェアは、屋外やエアコンのない屋内での作業の他、ゴルフ・登山などアウトドアシーンでも活躍しているが、汗のニオイ対策が課題だった。
そこでファン付きウェア「空調風神服」を販売するサンエスと、プラズマクラスター技術を手掛けるシャープがタッグを組み、片方のファンにプラズマクラスターデバイスを内蔵。ファンから服の内側に取り込まれた風が、服の襟元と袖口に抜けるまでの風路を高濃度イオンで満たすことで、汗の匂いを抑えることができるという。
なおプラズマクラスターデバイスを搭載したファンは個別販売も行われるため、既存の「空調風神服」にプラズマクラスター機能を追加することも可能。バッテリ駆動時間は「ブースト(強)」30分+「中」の組み合わせが約5時間、「中」が約6.5時間、「弱」が約12時間。