CPUの温度を最大3℃下げることができる
Noctua(本社:オーストリア)は2023年6月13日(現地時間)、Ryzen 7000シリーズの冷却性能を改善することができるというオフセットマウンタ
「Offset AM5 Mounting Bar」シリーズを発表した。
COMPUTEX TAIPEI 2023のNoctuaブースで展示されていた製品で、オフセットマウンタを使用するとSocket AM5プラットフォームで、CPUクーラーのベースプレートの位置を通常より7mm下に配置できる。発熱の多いCPUコア「CCD」がある位置にベースプレート中央部に合わせることで、熱伝導効率が向上。CPU温度は1~3℃低下するという。
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「Offset AM5 Mounting Bar」を使用することで、ベースプレートがIODではなく、CCDの真上に来るようになる。これにより、CPUの温度を下げることができる
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製品ラインナップは「NH-D15(S)」「NH-D14」「NH-D9L」「NH-C14S」「NH-L9x65」向けの
「NM-AMB12」、「NH-U12P」「NH-U9B」シリーズ向けの
「NM-AMB13」、「NH-D12L」「NH-L12S」向けの
「NM-AMB14」、「NH-U14S」「NH-U12A」「NH-U12S」「NH-U9S」向けの
「NM-AMB15」の4種類で、「NM-AMB12」「NM-AMB15」には黒色のchromax.blackモデルも用意される。
なおNoctuaでは、今後すべてのマルチソケットCPUクーラーに「Offset AM5 Mounting Bar」を同梱して出荷するとしており、同梱モデルは2023年第4四半期から順次購入できるようになる。
初出時内容に一部誤りがありました。謹んで訂正させて頂きます(11:45)