買収後もブランドやチーム、コミュニティは引き続き独立運営
CORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2023年7月17日(現地時間)、カスタマイズ可能なメカニカルキーボード製品を手がけるDropの買収を発表した。
共同購入向けサイトのMassdropとして創業し、昨年に10周年を迎えたDropの買収がアナウンス。Dropは、ユーザーがカスタマイズ・パーソナライズできるメカニカルキーボードのメーカーにして、同分野の主導的な存在として知られており、近年は独自のキーボード製品や公式ライセンス取得のコラボ製品も多く手がけていた。
今回の買収により、CORSAIRがもつ世界規模のサプライチェーンが利用できること、アメリカ以外の市場における入手性や価格の改善が見込めるなどのメリットが得られるとしている。
なおDropは、CORSAIRによる買収後も存続することが決まっている。CORSAIRが傘下に収めるElgatoやOrigin、SCUFのように、引き続きブランドやチーム、コミュニティを独立して運営していくとのこと。