COMPUTEXに登場した新機軸の水冷ユニットが製品化
SilverStone Technology(本社:台湾)は2023年8月2日(現地時間)、ウォーターブロック部分にファンを増設できるオールインワン型水冷ユニット
「IceMyst」シリーズを正式発表した。
ラジエーターサイズの違いにて、240mmモデル
「IceMyst 240」、280mmモデル
「IceMyst 280」、360mmモデル
「IceMyst 360」、420mmモデル
「IceMyst 420」、さらに増設用ファン
「IMF70 ARGB」をラインナップする。
【関連記事】COMPUTEX:まるで花びらのようにミニファンが増やせる水冷ユニット、その狙いとは?(2023.06.02 11:12 更新)
「COMPUTEX TAIPEI 2023」で披露された、新境地のオールインワン型水冷ユニットが製品化。電源回路やメモリ、NVMe SSDヒートシンクなどの冷却を目的として、ウォーターブロックに冷却ファンの「IMF70 ARGB」を増設できるのが最大の特徴だ。
「IMF70 ARGB」はスタックして複数を搭載可能なほか、位置も360°調整できるため、干渉を避けつつ熱源にピンポイントで風を当てることができる。COMPUTEX時点ではファンの販売スタイルは未定だったところ、製品版ではオプションとして単体販売されることになった。
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IceMyst 360
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IceMyst 240
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冷却ファン仕様は、120mmファン搭載モデルが回転数500~2,200rpm、最大風量75.74CFM、最大静圧3.4mmH2O、騒音値12.1~33.1dBA。140mmファン搭載モデルが回転数400~1,750rpm、最大風量93.29CFM、最大静圧2.39mmH2O、騒音値13.3~30.8dBA。コネクタは4pin PWM+ARGBで、デイジーチェーンに対応している。
また、オプションファンの「IMF70 ARGB」の仕様は、回転数500~2,800rpm、最大風量17.2CFM、最大静圧2.0mmH2O、最大騒音28.2dBAなど。
なお、ポンプスピードはシリーズ共通で3,100rpm±10%。プラットフォームは、Intel LGA1700/1200/115X/2011/2066、AMD Socket AM5/AM4に対応する。