E3.S 2Tフォームファクタをサポート、最大256GBのサーバー向け拡張メモリ
Micron Technology(本社:アメリカ アイダホ州)は2023年8月7日(現地時間)、CXL 2.0 Type-3をサポートするメモリ拡張モジュール
「Micron CZ120」を発表した。現在サンプル出荷が開始されている。
業界標準の最新メモリ相互接続規格であるCompute Express Link (CXL) 2.0 Type-3をサポートする、サーバー向けのメモリ拡張モジュール。フォームファクタはPCI Express 5.0に対応するE3.S 2Tで、AI学習や推論、ハイパフォーマンスコンピューティングなどの分野における処理速度を向上させる。
モジュールの容量は128GBと256GBをラインナップ。独自のデュアルチャネルメモリアーキテクチャと大量生産のDRAMプロセスを活用して高速化を実現、最大36GB/sの読み書き性能を備える。Micron によれば、搭載サーバーは一日あたりのメモリ読み書き帯域幅が24%増加、データベースにおけるクエリ数が最大96%増加するとされる。