Intel Arc A310/Arc A380を搭載したビデオウォール向けグラフィックス
ジャパンマテリアル株式会社(本社:三重県三重郡)は2025年3月18日、複数画面の高解像度表示に対応したMatrox(本社:カナダ)のグラフィックスカード
「LUMA Pro」シリーズについて、新規取り扱い開始を発表した。価格はオープンプライス。
ラインナップは、Intel Arc A310を搭載したロープロファイルの
「LUMA-A310FP」とIntel Arc A380を搭載するフルハイトの
「LUMA-A380P」で、いずれもシングルスロット仕様。DisplayPort 2.0に対応し、カード1枚で8K/60Hzの1系統出力または5K/120Hzおよび4K/120Hzの2系統出力、さらに5K/60Hzの4系統を出力できる。
また、シリーズ共通で同梱のフレームロックケーブルによる複数カードの連結が可能。4枚のカードを連結し、最大4K/5K×16面の大型ビデオウォールを構築することができる。デジタルサイネージや生産管理、社内会議・プレゼンテーションといった用途が想定されている。
そのほか、OEMシステム構築向け高性能グラフィックスカード「Matrox MURA」シリーズとの組み合わせにて、H.264/H.265のIPストリーム受信、HDCP保護されたデジタルコンテンツのビデオウォール表示などに対応。なおバリエーションモデルとして、8出力に対応した「A380P Octal」(型番:LUMA-A380P8)の発売も2025年内に予定されている。