IP放送インフラ向けPCIeカード型キャプチャ「DeckLink IP 100G」
Blackmagic Design(本社:オーストラリア)は2025年4月4日(アメリカ現地時間)、NAB 2025にて最大8chの高解像度動画をキャプチャ・再生できるキャプチャカード
「DeckLink IP 100G」を発表した。市場想定売価は1,795ドルで、7月に発売予定。
SMPTE ST 2110ベースのIP放送インフラに直接統合可能なキャプチャカード。最大8chのHDまたはUltra HD動画をST 2110ベースのシステムで同時にキャプチャ・再生できる。Apple ProResやDNxHDなど主要な動画フォーマットをサポートするほか、10-bit非圧縮のキャプチャ・再生にも対応。動画フォーマットは各チャンネルで個別に設定、瞬時に切り替えることもできる。
また、DeckLinkとGPU間でメモリを直接転送するGPUDirect RDMAをサポート。PCI Express帯域幅を効率よく活用して動画処理を行うことで、レイテンシを大幅に抑えている。なお、インターフェイスは100GイーサネットQSFPポート×2を搭載、補助電源は6pin×1を備える。