アリゾナ州の新製造施設で「第5世代EPYCプロセッサ」の生産にも成功
AMD(本社:アメリカ)は2025年4月14日(現地時間)、開発コード名
「Venice」ことエンタープライズ向け次世代EPYCプロセッサをTSMCの2nm(N2)プロセスで製造することを発表した。
「Venice」は、HPC(ハイパフォーマンスコンピューティング)向けのCPUでは業界初の2nmプロセスを採用し、2026年に登場する予定。従来モデルに比べてパフォーマンスや電力効率が向上しているだけでなく、歩留まりの大幅な改善も期待できるという。
またAMDは、アリゾナ州にあるTSMCの新製造施設において「第5世代EPYCプロセッサ」の生産と検証が成功したことも合わせて発表。米国内での製造に取り組む姿勢を強調した。