スタンダードモデルでは1℃、HBCモデルでは3℃冷却性能が向上
Noctua(本社:オーストリア)は2025年5月9日、Core Ultra 200Sの冷却性能を向上する「NH-D15 G2」向けオフセットマウンタ
「NM-IMB8」を発表した。すでにWebフォームでは注文が開始されており、価格は3.90ユーロ/ドル。
ソケットLGA1851のハイエンドCPUであるCore Ultra 9 285KやCore Ultra 7 265Kでは、マルチスレッド処理時のホットスポットがヒートスプレッダの中心ではなく、右上にズレているとのこと。
そこでNoctuaでは「NH-D15 G2」のベースプレートをホットスポットにできる限り近づけるため、上側に3.7mm、右側に2mmずらしてマウントするオフセットマウンタ「NM-IMB8」を開発した。
このオフセットマウンタを使用することで、標準モデルでは最大1℃、HBCモデルでは最大3℃温度を下げることができるという。ただし、Core Ultra 5 245Kなど14コアCPUについては、ホットスポットが中心近くにあるため、オフセットするメリットがあまり無いとのこと。