ヘッドホン本体に12個のマイクを搭載してノイズを収音
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2025年5月16日、ノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスヘッドホン
「WH-1000XM6」を発表した。価格はオープンプライス/直販価格税込59,400円で、5月30日(金)より販売を開始する。
2022年5月に登場した
「WH-1000XM5」の後継モデルで、ノイズキャンセリングプロセッサには処理性能を約7倍に向上した「QN3」を搭載。さらにヘッドホン本体にはノイズを吸音する12個のマイクを内蔵し、ノイズを打ち消す逆位相の音を高精度に生成することで、高いノイズキャンセリング性能を実現した。
また6つのマイクとAIアルゴリズムの組み合わせにより口元への指向性を高めるAIビームフォーミング技術に対応。ユーザーの声とそれ以外の環境ノイズを分離することで、騒がしい場所でもクリアな通話を可能にしている。
ドライバユニットは専用設計の30mmネオジウムドライバで、感度103dB/mW(有線接続時/POWER ON時)/102dB/mW(有線接続時/POWER OFF時)、再生周波数帯域4~40,000Hz、インピーダンス48Ω(有線接続時/POWER ON時)/16Ω(有線接続時/POWER OFF時)、Bluetooth規格は5.3、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP、コーデックはSBC、AAC、LDAC、LC3に対応する。
電源は3.8V内蔵リチウムイオン、連続駆動時間は音声再生時が最大30時間(NC ON時)/最大40時間(NC OFF時)、通話時が最大24時間(NC ON時)/最大28時間(NC OFF時)。本体カラーはブラックとプラチナシルバーの2色、本体重量は約254g。