IPカメラ音声の再生など新機能が追加
EIZO株式会社(本社:石川県白山市)は2025年5月22日、監視・セキュリティ市場向けの27型IP液晶ディスプレイ
「DuraVision FDF2731W-IP」およびIPデコーディングボックス
「DuraVision DX0231-IP」を発表した。価格はオープンプライス。
「DuraVision FDF2731W-IP」は、LANケーブル・ハブを介して複数のIPカメラをPCレスで直接接続できる27型IP液晶ディスプレイ。接続されたカメラの映像をリアルタイムにデコーディングし、画面に一覧表示できる。
現行モデル「DuraVision FDF2712W-IP」の後継にあたる新機種で、新たにIPカメラ音声の再生に対応。監視場所の状況把握における利便性が向上している。さらにリモコンやソフトウェア画面のUIが刷新され操作性が向上したほか、付属リモコンに他のネットワーク機器のアクションを最大3つまで割り当て、遠隔で操作できるようになった。
また前機種からの機能として、最大32台のカメラ映像の同時表示、最大48までのカメラ登録、300種以上のIPカメラに接続できるPanasonic/i-PRO/AXIS/ONVIFプロトコル対応、4K映像入力対応、特定イベントに対するアクションを設定可能な「イベント通知機能」などの機能を備える。
上記と同様のデコード性能を備えたIPデコーディングボックス
「DuraVision DX0231-IP」もリリース。場所や用途に合わせて接続する表示ディスプレイを自由に選択できる機器で、現行モデル「DuraVision DX0212-IP」の後継にあたる。
新たにIPカメラ音声の再生が可能になったほか、付属リモコンやUIの新機能にも上記同様に対応。さらにパノラマ映像表示に最適な、3,840×1,600ドットおよび3,440×1,440ドットのワイド解像度出力に対応した。
なお、IP液晶ディスプレイおよびIPデコーディングボックスには、24時間の連続使用で2年間の保証が提供される。