120Hz可変駆動のAMOLEDやSnapdragon 8S Gen 4を搭載
Nothing Technology Limited(本社:イギリス)は2025年7月1日(現地時間)、最新フラッグシップスマートフォンの
「Phone (3)」および初のオーバーヘッド型ヘッドホン
「Headphone (1)」を発表した。グローバルでは7月15日(火)に発売されるほか、日本での展開は今夏を目処にリリースされる予定となっている。
「Phone (3)」は、これまでミドルスペックの端末を中心に展開してきたNothingが「初の本格的なフラッグシップ」を謳う最新モデル。シリーズの代名詞でもある背面のクリアボディとLEDイルミネーションはそのままに、新たに小型のLEDディスプレイ「Glyph Matrix」が搭載された。
「Glyph Matrix」には時刻などの簡易情報や通知、アニメーションのほか、ミニゲームやカメラのセルフタイマー表示に至るまで、多彩な使い方が可能。アプリ開発用のGlyph SDKも提供される予定という。
ディスプレイは6.77インチフレキシブルAMOLED(2,800×1,260)を搭載し、最大120Hzの可変リフレッシュレートに対応。SoCはSnapdragon 8S Gen 4、メモリとストレージは12GB+256GB/16GB+512GB構成で、バッテリ5,150mAhを内蔵する。OSはAndroid 15ベースのNothing OS 3.5で、ユニバーサル検索昨日や自動文字起こしなどのAI機能も備えている。
カメラ機能は、5,000万画素メイン(F1.68)+5,000万画素望遠(F2.68)+5,000万画素超広角(F2.2)の3眼カメラを装備。光学3倍ズームに対応するほか、5,000万画素インカメラも搭載する。
そのほか、ネットワークはWi-Fi 7+Bluetooth 6.0に対応し、SIMはnanoSIM×2のデュアルSIM仕様。65Wの急速充電と15Wワイヤレス充電機能も備えている。ボディはIP68の防水・防塵仕様で、外形寸法は幅75.59mm、奥行き160.60mm、厚み8.99mm、重量218g
また、同社が初めて手がけるオーバーヘッド型ヘッドホン
「Headphone (1)」もリリースされた。イギリスの老舗オーディオブランドKEFと共同開発したプロダクトで、KEFならではの精密なサウンドとNothingらしいシースルーデザインを兼ね備えている。
カスタムメイドの40mmドライバーを搭載し、パワフルな低音およびクリアな高音など幅広いレンジに対応。頭の動きに合わせて定位を変化させるヘッドトラッキングのほか、4マイクとAIによるクリアボイステクノロジーなどを備えている。