24コアから64コアまで計3モデルがラインナップ
AMD(本社:アメリカ)は2025年7月25日(現地時間)、ハイエンドデスクトップPC向けCPU
「Ryzen Threadripper 9000」シリーズの製品出荷を7月31日(木)より開始すると発表した。
コアアーキテクチャは「Zen 5」を採用し、CPUコアは最大64コア/128スレッド、L3キャッシュは最大256MBで、クアッドチャネルのDDR5-6400メモリ、最大80レーンのPCI Express 5.0レーン、AVX-512機能などを搭載する。
Xeon W9-3595Xとの比較では、コンテンツ作成で最大92%、3D CADやビジュアライゼーションは最大108%、ソフトウェア開発では最大68%パフォーマンスが向上しており、負荷の高いワークフローを高速に処理できる。
今回出荷がアナウンスされたのは以下の3モデルで、対応チップセットはAMD TRX50。なおワークステーション向けの上位モデル
「Ryzen Threadripper PRO 9000 WX」は、グローバル市場向けに7月23日よりすでに販売が開始されている。
- Ryzen Threadripper 9980X(64コア/128スレッド):4,999ドル
- Ryzen Threadripper 9970X(32コア/64スレッド):2,499ドル
- Ryzen Threadripper 9960X(24コア/48スレッド):1,499ドル