スタジオ品質の色精度をシンプルに適用可能
Xencelabs Technologies Ltd.(本社:アメリカ オレゴン州)は2025年8月6日(現地時間)、カラーキャリブレーション技術を内蔵した23.8型4K液晶ペンタブレット
「Xencelabs Pen Display 24+」を発表した。グローバルにて市場想定売価1,899ドルで販売が始まっている。
Portrait Displaysと共同開発したCalman Readyのカラーキャリブレーション技術を搭載。互換性のあるカラーメーターをCalman Professionalソフトウェアに接続することで、Adobe RGB、DCI-P3、Rec.などの標準に準拠したリアルな色再現を自動で適用できる。Pantone認証パレットやSkinTone認証による色再現にも対応している。
紙の質感を再現したSuper AG Etchingガラスを採用する23.8型ディスプレイは、解像度3,840×2,160ドット/60Hz、最大輝度330cd/m2という仕様で、最大表示色10億7,000万色以上に対応。sRGB 99%、Adobe RGB 99%、DCI-P3 93%、Rec. 2020 82%の広色域をサポートしている。
また、100人以上のプロアーティストのフィードバックをもとに開発したというスタイラスペンは、3ボタンペンとスリムペンの2本が同梱。8,192段階/初期反応荷重3gの精密な筆圧カーブと2種の芯の使い分けにより、多彩な描き心地が得られる。
そのほか、リモコンユニットのクイックキーリモートには小型OLEDと8キー+ダイヤルを備え、最大44個のアプリケーション別ショートカットを設定可能。PhotoshopやZBrushなどのソフトを実行すると、自動でプロファイルが切り替わる。
外形寸法は幅618.50mm、奥行き34.70mm、高さ388.00mm、重量6kg。16~72°に調整可能なチルトスタンドを備えるほか、オプションのマルチアクシススタンドを使用すれば回転や位置調整機能、デスク端でのオフ・ザ・デスクモードなどが利用できる。