大規模な推論ワークロードを処理可能
CORSAIR(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2025年8月19日(現地時間)、Ryzen AI Max 300を搭載する小型AIワークステーション
「AI WORKSTATION 300」を発表した。ヨーロッパ向けにはすでに販売が開始されており、直販価格は1,599.99ドルから。
Ryzen AI Max 300シリーズには、AMD Radeon 8000Sシリーズの高性能なGPUを内蔵。さらにAMD Ryzen AI MAX+ 395では、最大96GBのグラフィックスメモリを割り当てることができるため、一般的なデスクトップPCでは処理できない大規模な推論ワークロードを処理することができる。
またサイバー攻撃からPCを保護するための多層セキュリティ機能や、長時間高負荷が掛かる環境でもサーマルスロットリングによる速度低下を抑えるデュアルファン冷却機構、AIのワークフローを効率よく処理できる「CORSAIR AIソフトウェア」などの機能を備える。
Ryzen AI MAX 385搭載モデルのスペックは、GPUがAMD Radeon 8050S(ビデオメモリは最大48GB)、メモリはLPDDR5X-8000 64GB、ストレージは1TB NVMe M.2 SSD。Ryzen AI MAX+ 395搭載モデルのスペックは、GPUがAMD Radeon 8060S(ビデオメモリは最大96GB)、メモリはLPDDR5X-8000 128GB、ストレージは1TB NVMe M.2 SSD。
その他スペックは共通で、ネットワークは2.5ギガビットLAN、Wi-Fi 6E無線LAN、Bluetooth 5.2、電源容量は350Wで、外形寸法は幅96.5mm、奥行き188.4mm、高さ247.5mm、重量4.158kg。OSはWindows 11 Homeをプリインストールする。