FPSなどの競技性の高いゲームに最適
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2025年8月20日、INZONEブランドより、Fnaticと共同開発したゲーミングギア計6モデルを発表した。いずれも9月5日(金)より販売を開始する。
これらの製品は、プロeSportsチーム「Fnatic」に所属する選手からのフィードバックと、ソニーが長年培ってきた技術を融合して開発。FPSをはじめとする競技性の高いゲームに最適化されている。
「INZONE H9 II」は、ソニーのフラッグシップモデル「WH-1000XM6」と同じドライバーユニットを採用したワイヤレスノイズキャンセリングゲーミングヘッドセットだ。FPSに最適化されたイコライザープリセットや、わずかな音も逃さないノイズキャンセリング機能を搭載。さらに、AIを活用したノイズリダクション機能により、周囲の雑音を抑えつつクリアな音声で通話できる単一指向性ブームマイクも備えている。
接続インターフェイスは4極ミニプラグ、Bluetooth(LE Audio対応)、低遅延な2.4GHzワイヤレスに対応し、バッテリ駆動時間は最大30時間。本体重量は約260g(マイクなしの場合)。カラーはブラックとホワイトの2色がラインナップする。
「INZONE E9」は、ソニー初となる完全密閉構造を採用した有線ゲーミングイヤホン。ノイズアイソレーションイヤーピースとの組み合わせにより高い遮音性を実現し、周囲の環境音を抑制。これにより、足音や遠距離からの攻撃音を素早く察知できる。
また付属のUSB Type-Cオーディオボックスを使用することで、高い臨場感を再現する360 Spatial Sound for Gamingにも対応する。カラーはブラックとホワイトの2色がラインナップする。
「INZONE KBD-H75」は、最大8,000Hzのポーリングレートに対応する75%サイズのテンキーレスゲーミングキーボード。アナログ磁気スイッチを採用し、ラピットトリガー機能を備える。さらにガスケットマウント構造により、ソフトで心地よい打鍵感を実現している。
アクチュエーションポイントは0.1~3.4mm、ラピッドトリガーは0.1~3.4mm、キーキャップはダブルショットPBT、外形寸法は幅318.8mm、高さ37.5mm、奥行き132.3mm、重量約810g。インターフェイスはUSB Type-C。
「INZONE Mouse-A」は、最大8,000Hzのポーリングレートに対応するワイヤレスゲーミングマウス。センサーにはPixArt PAW3950をベースにカスタマイズした「3950IZ」を採用し、最大感度30,000DPI、最大速度750IPS、最大加速70Gに対応。これにより、正確かつ高速なマウス操作を実現している。
クリックスイッチはRAESHA Optical switch、連続駆動時間は最大90時間、外形寸法は幅64.2mm、高さ40.8mm、奥行き約119.8mm、重量約48.4g。
「INZONE Mat-F」は、マウス感度を低めに設定しているユーザーにおすすめのゲーミングマウスパッド。厚さ6mmのSlimFlex素材を採用し、外形寸法は幅480mm、奥行き400mm、重量約270g。
「INZONE Mat-D」は、マウス感度を高めに設定しているユーザーにおすすめのゲーミングマウスパッド。厚さ4mmのハイブリッド素材を採用し、外形寸法は幅480mm、奥行き400mm、重量約190g。
また有線ゲーミングヘッドセット
「INZONE H3」の新色としてブラックも同時リリース。発売日は10月3日(金)で、市場想定売価は税込10,000円前後。