読込性能低下を防ぎアプリ起動時間を大幅短縮
SK hynix(本社:韓国)は2025年9月11日、スマートフォン向けの高性能NANDソリューション
「ZUFS 4.1」の供給開始を発表した。
最新スマートフォンのオンデバイスAI機能を強化する高性能NANDソリューション。6月に認定プロセスを完了させ、7月に世界初となる量産を開始していた。従来のUFSと比較して長時間駆動時の読込性能低下を4倍以上抑制するほか、アプリ起動時間を45%短縮する。
また、従来は既存のデータを上書きして新しいデータを書き込んでいたところ、データをシーケンシャルアクセスで書き込む特性によりAIアプリの起動時間が47%短縮されるという。5月に開発されたバージョン4.0からエラー処理機能が大幅に強化されており、システムの信頼性と回復性能も向上している。