ASRock「Radeon RX 5600 XT」搭載グラフィックスカードをチェック
「Radeon RX 5600 XT」搭載グラフィックスカードのラインナップは、
「Radeon RX 5600 XT Phantom Gaming D3 6G OC」「Radeon Radeon RX 5600 XT Phantom Gaming D2 6G OC」「Radeon RX 5600 XT Challenger D 6G OC」の3モデル。「Phantom Gaming」シリーズは2製品あり、動作クロックとVGAクーラーの大きさが異なるのがポイントとなる。今回はデュアルファン搭載のゲーミング向け製品「Radeon Radeon RX 5600 XT Phantom Gaming D2 6G OC」をメインに紹介しよう。
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「Radeon RX 5600 XT Phantom Gaming D2 6G OC」実勢価格税抜39,000円前後(2020年4月現在)
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「Radeon RX 5600 XT Phantom Gaming D2 6G OC」は、ゲーミングシーンでの活用を想定したデュアルファン搭載VGAクーラー採用のグラフィックスカード。テーマカラーであるブラック×メタリックカラーを採用したVGAクーラーは、フロントカバー部にヘアライン加工を施すことで、重厚感あるマットな質感が特徴。バックプレートは金属製で、サーマルパッドを併用することにより放熱性能を高めている。なお、ファンは低負荷時に回転を止める「0dB サイレントクーリング」仕様だ。
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「Phantom Gaming」シリーズのテーマカラーを取り入れた金属製バックプレート。補助電源は8pin×1
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動作クロックは、ベースクロックが1,420MHz、ゲームクロックが1,615MHz、ブースト時最大クロックが1,720MHzのオーバークロック仕様。オーバークロックユーティリティ「ASRock Tweak」を使用することで、動作モードの変更や手動によるオーバークロックが可能だ。
GDDR6メモリを採用し、メモリバス幅は192bit。メモリ容量に関しては、すべての現行モデルが容量6GBとなっている。映像出力はDisplayPort1.4端子×3、HDMI2.0b端子×1の合計4系統で、この点は多くのASRock製Radeon RX 5000シリーズと変わらない。なお、側面部分にLED発光機能が用意されており、「Polychrome Sync」によるカラー・パターン制御が可能となっている。
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「Radeon RX 5600 XT Phantom Gaming D3 6G OC」。トリプルファン採用のVGAクーラーにより、動作クロックの引き上げを実現。ベースクロック1,530MHz、ゲームクロックは1,670MHz、ブーストクロックは1,750MHzと、特にベースクロックが大きく引き上げられている。そのぶん実勢価格は税抜42,000円前後で、「Radeon RX 5600 XT Phantom Gaming D2 6G OC」よりもやや高価だ
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「Radeon RX 5600 XT Challenger D 6G OC」。動作クロックは「Radeon RX 5600 XT Phantom Gaming D2 6G OC」と同じで、VGAクーラーはデュアルファン仕様となるなど、スペック的には共通点が多い。実勢価格は税抜37,000円前後
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