リモートワークが広く導入され、自宅でノートPCを使って作業するユーザーも多いのではないだろうか。簡単なメールチェック等であればまだしも、例えばブラウザで検索しながらオフィスアプリケーションを同時に使用する場合、ノートPCの画面だけでは作業領域の広さに限界があるだろう。そういったビジネスニーズ向けにステータスを振ることで価格を抑えたのが「Optix MAG161V」だ。「MAG」シリーズはゲーミング用途にも対応するコンセプトだが、テストセッションで行ったリフレッシュレートや残像感の通り、そのゲーミング性能はビジネスユーザーをメインターゲットとする機能の一部に過ぎない。
最大の武器は超軽量薄型のモバイル液晶であることだ。小型軽量かつ汎用性や可用性の高さが求められるモバイル製品。保護カバーを搭載した場合でも重量は約1.28kg。厚さ約16mmの薄型軽量デザインや、DP alt modeに対応するノートPCであれば、USB-C to USB-Cケーブル1本の接続で映像と電源を供給することができる手軽さは魅力だろう。また、自動回転機能は搭載されていないが、Windowsの「ディスプレイ設定」から縦表示は可能。WebやSNSなど、縦長のコンテンツ表示にも最適だ。外出先でのプレゼンテーションやセカンドディスプレイとして高い柔軟性を持ち、ノートPCと一緒にバックに収納可能なサイズは、ビジネスユーザーに選ばれる人気のモバイル液晶と言える。