デュアルファンクーラー装備のOCモデル「RED DEVIL RX6600XT 8GB」
先日の
開封レビューでも触れた通り、「Radeon RX 6600 XT」にはリファレンスモデルはリリースされず、各AIBパートナーからオリジナル仕様のカードが発売される。今回検証を行うのは、PowerColorのハイグレードモデル
「RED DEVIL RX6600XT 8GB」だ。
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評価サンプルとしてエルミタ編集部に届けられた、デュアルファンクーラーを搭載したOC仕様の「RED DEVIL RX6600XT 8GB」。その外観については、先日公開の開封レビューを参照のこと
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100mm口径のデュアルファンを搭載したクーラーを装備し、メタルバックプレートを備えた重厚なカード。優秀な冷却性能を生かしたオーバークロック仕様になっており、「GPU-Z」計測による動作クロックは、ゲームクロック2,428MHz、ブーストクロック2,607MHz。メモリ周りは標準仕様に準拠している。
デュアルファンクーラーはセミファンレス動作に対応し、負荷に合わせて効果的に騒音を抑える仕様。電源回路にはDrMOSと高耐久コンデンサを搭載、高負荷動作に耐える信頼性を備えている。また、「OC」と「SILENT」の2モードを切り替えられるデュアルBIOSを実装しており、好みに応じて異なるパフォーマンス傾向の使い分けが可能だ。
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クーラーカバーと同色のアルミバックプレートを備える。向かって右下にはBIOSの切り替えスイッチを実装、「Red Devil」ロゴのRGB LEDも内蔵されている
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2.5スロットを占有する重厚なカード。補助電源はGPUの標準仕様から強化されている
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そのほか、クーラーカバーとカードエンド、バックプレートにはARGB LEDを内蔵。出力インターフェイスは、DisplayPort1.4×3、HDMI2.1×1の4系統だ。なお、補助電源はオーバークロックの余裕を確保するため、8pin+6pin構成に増強されている。