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JONSBO「M.2-10」 市場想定売価税込2,980円(2022年3月23日出荷開始)
製品情報(JONSBO/サイズ)
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シロッコファンを搭載した大型M.2 SSDクーラー「M.2-10」
PCI-Express3.0(x4)接続モデルでもSATA3.0(6Gbps)SSDの約6倍、PCI-Express4.0(x4)接続モデルでは10倍以上という圧倒的な転送速度を誇るNVMe M.2 SSD。その一方でコントローラの発熱も大幅に増加しており、サーマルスロットリングによる速度低下なく安定したパフォーマンスを発揮するためには冷却機構が重要になる。
そのためNVMe M.2 SSDの黎明期には、多くのメーカーから専用ヒートシンク(やクーラー)が登場したが、SSDやマザーボードにヒートシンクが標準装備されるようになったこともあり、最近話題に登るのはPlayStation 5向けを謳うものばかり。純粋なPC向けの新製品はほとんど見ることがなくなっている。
そんな中登場したのが今回の主役である
JONSBO「M.2-10」だ。アルミニウムヒートシンクの上部には、M.2 SSDクーラーでは珍しいシロッコファンが実装され、ヒートシンクに移動した熱を強制的に排出できるというもの。自然対流に任せる一般的なヒートシンクに比べてより効率的な冷却が期待できることから、アキバのショップ店員からは
「ある意味、最強のM.2 SSDクーラーかもしれません(笑)」という声も聞かれた。
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黒を基調に製品画像が大きくデザインされたパッケージ。サイズは幅95mm、高さ140mm、厚さ35mmとかなりコンパクト
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パッケージの裏面には製品の詳細スペックが記載されている
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付属品は厚手の熱伝導シート2枚と薄手の熱伝導シート1枚のみ
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冷却ファンのスペックは回転数が3,000rpm±10%、最大風量4.81CFM、最大静圧4.08mmH2Oとされ、ノイズレベルは最大27.3dBA。本体サイズは幅24.5mm、高さ76mm、奥行き70.5mmで、フォームファクタはM.2 2280のみ対応する。なお製品名はJONSBOのサイトでは「M.2-10」、国内販売代理店である株式会社サイズのサイトでは「M2-10」と若干異なるが、本レビューでは前者の表記で統一している。