実際に見て驚いたのですが、全体的にコンパクトで思ったより軽量ですね。
PCとしてはグラフィックスカードがないなど、非常にシンプルな作りになっています。発熱も少ないため、冷却周りのシステムも単純な構造ですし、電源も120W ACアダプタで行うなど省エネな作りです。
形状は、ハッキリいって「PS2じゃないか!」って思いました。
似ていますね(笑)。製品デザイン賞を受賞しているそうなんですが、それはさておき、スリム筐体を採用することで置き場所に困らないデザインに仕上がっています。また専用のスタンドにより縦置き、横置きの両対応で、テレビラックなど狭いスペースにも設置できます。
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ずっと気になっていた点として「Trident S 5M-022JP」のスペックが挙げられます。クラウドゲーミングの長所としては低スペックでもゲームができる点があると思いますが、本機はグラフィックスカードこそないものの“そこそこ”PCとして高性能です。なぜでしょうか。
市場には安価で低スペックなクラウドゲーミング専用の端末が数多く存在していますが、長年デスクトップPCを扱っているMSIとしては、やはりPCとしての性能にもこだわりたい部分という思いがあります。「Trident S 5M-022JP」は、クラウドゲーミングPCとして発売されていますが、ちょっとPCに詳しい人が見れば、十分普段使い用PCとして通用するスペックを備えていることがご理解いただけると思います。
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| 映像出力はDisplay Port 1.4x1/HDMI 2.0x1/D-subx1の3系統を装備。さまざまな液晶ディスプレイに接続して楽しむことができる | |
「PCとしての使い勝手も考慮した」と考えてよろしいのでしょうか。
はい。APUの「AMD Ryzen 7 5700G」は8コア16スレッドで、シングル/マルチスレッド処理も難なくこなします。メモリ(DDR4 SO-DIMM 16GB)やストレージ容量(M.2 NVMe 512GB)も十分ですし、インターフェイス周りも充実しています。クラウドゲーミングPCではありますが、ゲームをしない時にはネット閲覧や動画視聴、仕事といった普段使いのPCとして十分に活用いただけると思っています。
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スペック表を見ると、M.2 NVMeの空きスロットが1基、2.5インチベイの空きスロットが1基が確認できます。こちらの増設には対応しているのでしょうか。
残念ながら現時点では弊社サポートセンターも含め、増設には非対応となっています。ユーザー様が購入後に増設する事は可能と思われますが、その場合は製品保証が切れてしまうのでご注意ください。
ユーザーに一言お願いします。
「Trident S 5M-022JP」を使って、さまざまな人気ゲームを楽しんでください。ワイヤレスゲーミングコントローラ「FORCE GC30 V2」を使った操作も快適です。また、グラフィックスカードを非搭載にすることで価格を抑えたPCとなっていますが、ゲーム以外のシーンでも十分活躍できるスペックになっています。遊びに仕事にとオールマイティな1台として是非検討してみてください。
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| 電源ボタン近くには1クリックでアプリを起動できるショートカットキーを搭載。電源投入後すぐにゲームがプレイできる感覚は極めてコンシューマゲーム機に近い | |
「Trident S 5M-022JP」の気なるパフォーマンスは?後編に続く
協力:エムエスアイコンピュータージャパン株式会社