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| 取り外したMoodの外装カバー。ファブリックの末端は内部に織り込む格好で貼り付けられている。カット部をよく見ると若干波打ち、素材が布である事が分かる |
そもそもサランネットは、スピーカーの保護(物理的破損や防塵対策)と音質の調整が目的とされているが、Moodではダストフィルターとしての役割を担いつつ、アイキャッチとして存在感を発揮。ちなみにFractalでは一貫して「ファブリック」と表記し、外装カバーには接着剤で貼り付けられていた。
なお外装カバーはスチール製でパンチング加工済み。詰め込み系Mini-ITXケース”の弱点である通気性に対する対策が施されている。
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| 外装パネルに接着されたファブリック素材の折り返し(末端)部。工作精度の高さが定評のFractalとあって、ほつれやフィニッシュの甘さ等は見当たらなかった | |
| 外装カバーを固定する下部のネジはこの部分(左右)にある |
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| 開放状態になるリアの下部にはスチール製の補強プレートを装着。正方形を維持し歪みを防止する役割を担う一方で、シャーシ固定用ネジ穴も備えている |
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| 起動中、角丸長方形のPowerスイッチ外周はホワイト色に発光する(Power LED) |
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| ほぼ全面にわたりメタルメッシュ仕様のトップ面。内部に装備される180mmファンについては、後ほど解説しよう |
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| 全面通気孔仕様のリアパネルは工具不要で簡単に着脱が可能。なおパネルサイズは実測で幅約170mm、高さ約415mmだった |
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| 下部にはボール状の突起(2個)があり、シャーシ下部に埋め込まれたキャッチでロックする仕組み | |
ちなみにスタンドがコの字型である理由は、ケーブル類(電源ケーブル/映像出力ケーブル)が底面から外部へ配線されるため。1辺だけ開かれているのは、ケーブルの"通路”として空けておく必要がある。
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| 底面の四隅に装着されている25mm四方のラバー。なおスタンド(台座)の高さは約20mmで、設置面との空間を作り出している | |