ミドルタワーPCケースともなれば最低でも2箇所以上のストレージ搭載スペースが欲しいところ、3500Xは1箇所に集約するという大胆な手法に出た。受け止め方はさまざまだろうが、その内容は2.5インチSSDと3.5インチHDDを各2台、合計4台がひとまとめにマウントできる。両者が排他仕様ではないところで、1箇所のみというネガティブな印象は十分に払拭できている。ではどのようにマウントするのか。 搭載スペースはCPUクーラーメンテナンスホール付近の裏配線スペース。ここに「ドライブプレート」と呼ばれるブラケットがネジ留めされており、この表裏を使って2.5インチSSDおよび3.5インチHDDを固定する仕掛けだ。
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| 一旦シャーシからドライブプレートを取り外し、2.5インチSSDを底面から「SSD Screws」でネジ留めを行う |
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| 2.5インチSSDを固定した裏手より3.5インチHDDを底面から「MBD / HDD Screws」でネジ留めを行う |
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| ドライブプレートの表裏にSSDとHDDを固定した状態でマウント位置に戻す |
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| CPUクーラーメンテナンスホール付近を左側面から眺めた様子 |
搭載作業はシンプルで、2.5インチSSD/3.5インチHDD共に底面のネジ穴を利用したいわゆるベタ置き。他に例を見ない独特なマウント方法だが、1箇所に集約させる合理性とこれが収納できる裏配線スペースの広さは特筆すべきだろう。
拡張スロットは全7段。通気孔仕様の拡張スロット金具を外してみたところ、最近では採用例が多いブリッジレスではなく、オーソドックスな枠付き仕様だった。

なおオプションでライザーケーブルを用意すれば、グラフィックスカードの垂直マウントにも対応。スタイルの変更方法を簡単に説明すると、背面から3本のネジを外し「PCIプレート」を回転し、これを固定し直せばいい。
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| 背面から3本のネジでPCIプレートは固定されている。レイアウト変更時は一旦ネジを外し、90°傾けた状態で再度ネジ留めを行う |
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| 垂直マウントへ移行した状態。なお拡張スロットは4本になる |