「E-STAR 120」の外観デザインをチェック
ここからは外観チェックを進めていこう。なお、製品は幅1mを超える大型のダンボールパッケージで届く。そこから組み立てて行くことになるのだが、詳細については後述する。なにはともあれ、まずは完成した「E-STAR 120」を隅々確認していく。
メーカー公称値の外形寸法は幅1,200mm×奥行き600mm×高さ15mm。これはいわゆる天板部分のサイズで、部屋に設置するときのフットプリント(設置面積)と考えてよい。幅は120cmが確保されており、一般的な1人用デスクサイズといったところ。筆者も普段は同等サイズのデスクを使用しているが、27型の液晶ディスプレイを2台並べてぴったりと収まっている。
デスク表面は高耐久なカーボンファイバー素材によるラミネート加工済みで、手触りが良いのはもちろんキズも付きにくい。加えて天板と同サイズの超大型マウスパッドが付属する。個人的には、カーボンファイバー素材が常に露出された“素”の見た目が気に入っているが、マウスパッドには防水加工が施されているため、飲食をとる際なども取り外す必要はない。
デスク上には耐荷重15kgのモニタースタンドも取り付け可能。デュアルディスプレイ環境の場合、いっぽうのディスプレイとの間で段差が生じるため、シングルディスプレイ環境向けのギミックと感じた。ただし、前述したようにキーボードやマウスを収納し、デスク上のスペースを確保できるというメリットもある。
背面よりのデスク下にはケーブル収納トレイを装備。煩雑になりがちなケーブル類をまとめることができる。また、左下にはヘッドセットハンガーを備えており、スッキリとしたPC環境を実現することができる。その他、天板を支える足の部分はT字型で安定感のある作りで、多少揺らしてもグラつく事はなかった。
なお、今回のレビューでは、組み合わせるゲーミングチェアにCOUGARの「SPEEDER ONE」を使用している。座面スペースの幅は約700mm。デスク下には、まだ約500mmほどのスペースが余る計算で、一般的なミドルタワー型のPCケースであれば問題なく設置できる。デスクトップ耐荷重は60kgのため、よほどの重量級PCでなければ机の上に設置することもできるが、ミドルタワー以上のケースならデスク下のスペースが安全だろう。
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COUGAR「SPEEDER ONE」 実勢売価税込39,980円(2025年7月現在)
製品情報(COUGAR)
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背もたれと座面には通気性に優れたメッシュ素材を採用。レーシングカーにインスパイアされたデザインで強度を高める背もたれのYフレームサポート構造が特徴
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自然なカーブを描く背もたれや座面、ランバーサポートやアームレスト、ヘッドレストを備え、いずれも細かな調整が可能
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