最新APU「Ryzen PRO 4000」シリーズにピッタリなチップセット
「AMD A320」の後継となる
「AMD A520」は、第3世代Ryzenの新モデル
「Ryzen 3000XT」シリーズと同時に発表された、Socket AM4対応のエントリーチップセット。オーバークロックとPCI-Express4.0には対応しないため、最新APU
「Ryzen PRO 4000」シリーズ(オーバークロック・PCI-Express4.0共に非対応)との組み合わせに好適とされる。
PCI-Express3.0に対応するPCI-Expressのレーン数は合計34レーン、利用可能レーンが26レーン。USBは合計13ポートで、USB3.2 Gen.2は最大5ポート、SATA3.0(6Gbps)は最大6ポートまで利用できる。対応CPUはこれまでのAMD 500シリーズと同様、第3世代RyzenとZen 3アーキテクチャを採用する次世代Ryzenシリーズで、Zen/Zen +世代のプロセッサには非対応となる。
今日から販売を開始したのは、
パソコンショップアーク、
ドスパラ秋葉原本店、
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.など。
Mini-ITXモデルに注目が集まるASRock
ASRockからは、MicroATX対応
「A520M Pro4」「A520M-HDV」と、Mini-ITX対応
「A520M-ITX/ac」の計3モデルが登場。
注目は「Premium 60A Power Choke」と「50A Dr.MOS」による8フェーズデジタル電源回路を搭載する「A520M-ITX/ac」。グラフィックスカードを搭載せず、APUのGPU機能を活用した小型PCが構築できるとあって「
Ryzen PRO 4000シリーズとセットで人気がある」と語るショップ店員は多い。なお各製品の詳細については
こちらのリリース記事を参照してほしい。
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「A520M-ITX/ac」
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「A520M Pro4」
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「A520M-HDV」
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ASUSはAMD A520マザーボードでは珍しいゲーミング向けも用意
ASUSは、ミリタリーグレードのゲーミングモデル
「TUF GAMING A520M-PLUS」、スタンダードな「PRIME」シリーズからは
「PRIME A520M-A」「PRIME A520M-E」の合計3モデルがラインナップする。
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「TUF GAMING A520M-PLUS」
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人気が予想されるのは、“TUF GAMING”の
「TUF GAMING A520M-PLUS」だ。「TUFチョークコイル」や「TUFコンデンサ」、高耐久なPCI-Expressスロット「SafeSlot Core+」などを採用し、AMD A520搭載マザーボードでは珍しいゲーミング向けを謳う。メモリスロットもDDR4-4800×4(最大128GB)を備え、ミドルレンジクラスのグラフィックスカードと組み合わせることで、
「コストパーフォーマンスに優れたゲーミングPCが組める」(ショップ店員)。その他製品については
こちらのリリース記事に詳しい。
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「PRIME A520M-A」
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「PRIME A520M-E」
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最安クラスの「AMD A520」搭載マザーボードならBIOSTAR
第3世代Ryzen向けマザーボードとしては最安クラスの
「A520MH」。税抜6,000円台という価格設定ながら、7(4+3)フェーズ構成の電源回路を搭載。メモリスロットこそ、最大3,200MHz動作に対応するDDR4×2のみだが、
「Ryzen 3 PRO 4350Gと組み合わせて使うなら十分な1枚」(ショップ店員)。製品詳細は
こちらのリリース記事をご一読頂きたい。
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「A520MH」
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