レイトレーシング対応の最安ミドルGPU「GeForce RTX 3060」
GeForce RTX 3060は、NVIDIAの最新アーキテクチャ「Ampere」を採用する、GeForce RTX 30シリーズのミドルレンジ向けGPU。昨年12月に発売が開始されたGeForce RTX 3060 Tiの下位に位置付けられる製品で、NVIDIAが
「レイトレーシングを活用したフルHDゲーミングを60fps以上でプレイできる」と謳う。なおGPUコアは、上位のGeForce RTX 3070やGeForce RTX 3060 Tiとは異なる「GA106」を採用。気になるパフォーマンスについては検証記事をぜひご一読頂きたい。
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GIGABYTEからはレビュー掲載中の「GV-N3060GAMING OC-12GD」のほか、クリエイター向け「VISION」シリーズの「GV-N3060VISION OC-12GD」が販売中
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26日(金)から販売が始まるのは、ASUS、ELSA、GAINWARD、GIGABYTE、Inno3D、MSI、Palit、ZOTAC、玄人志向の9メーカー15モデル。最も安いモデルはPalit「GeForce RTX 3060 StormX OC」の56,900円、高価なモデルはASUS「ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING」の72,800円。昨年12月に登場した、上位モデルのGeForce RTX 3060 Tiが約5万5000円~6万円前半だった事を考えると
「GeForce RTX 3060の初値は当初予想していたよりかなり高いが、最近の品薄状況を考えると仕方がない」(複数ショップおよびメーカー、代理店関係者)という状況のようだ。
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ツクモパソコン本店の価格表。これにPalitの2モデルを加えた9メーカー15モデルが一斉に販売されている
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ASUSは上位モデル「ROG-STRIX-RTX3060-O12G-GAMING」と「TUF-RTX3060-O12G-GAMING」というお馴染みの顔ぶれ。どちらも早い段階で完売しそうだ
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玄人志向は黒い2連ファンクーラーを搭載する「GG-RTX3060-E12GB/OC/DF」のほか、人気のホワイトモデル「GK-RTX3060-E12GB/OC/WHITE」も初回から投入
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入荷数は多いモデルになると、1店舗で50本ほど入荷を確認。GeForce RTX 3060全体の流通量を考えると初回ロットは相当な数が出回ることになる。一部ウワサで「数を確保するため発売日を遅らせた」と言われていたが、モデルを選ばなければ当日完売するという事はない十分な数が確保されている。ただし、数店舗で確認したところ「次回入荷については一切未定」とのこと。上位のGeForce RTX 3060 Ti/3070/3080/3090は相変わらず入荷の見込みがないため、GeForceの品不足改善にはまだしばらく時間がかかるというのが大方の見方だ。
なお、気になる販売方法だが、
ツクモパソコン本店や
TSUKUMO eX.では午前10時の開店に合わせて販売開始。それにともない9時30分より先着順で並んだ人を対象に整理券を配布するとしている。そのほか、
パソコンショップアーク、
ドスパラ秋葉原本店、
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、
ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館でも販売予定。いずれも開店時の状況を見てから整理券の配布等は判断するとしていた。
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カードの下から上にファンの風が抜ける「Through Flow Cooling System」構造を採用する「ELSA GeForce RTX 3060 ERAZOR」
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セミファンレス仕様のOC版「INNO3D GEFORCE RTX 3060 TWIN X2 OC」
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GAINWARDはノーマル版「GEFORCE RTX 3060 GHOST」とOC版「GEFORCE RTX 3060 GHOST OC」の2モデルをリリース
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Palitは170mmと小型基板採用の「GeForce RTX 3060 StormX OC」、OC版でデュアルファンクーラーを搭載した「GeForce RTX 3060 Dual OC」を用意
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MSIは「GeForce RTX 3060 GAMING X 12G」のほか、「トルクスファン 3.0」によるデュアルファンクーラーを搭載する下位モデル「GeForce RTX 3060 VENTUS 2X 12G OC」を発売
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ZOTACはカード長224mmと短い「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3060 Twin Edge OC」
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