8メーカーから計15モデル、初回入荷数は豊富
最新ハイエンドGPU
NVIDIA GeForce RTX 3080 Tiの販売開始から僅か1週間後の6月10日(木)、GeForce RTX 3070 Ti搭載グラフィックスカードの販売が解禁された。
先週に引き続き“やや深夜販売”を実施したのはパソコン工房 秋葉原 BUYMORE店のみ。店頭には朝から購入希望者の行列ができ、事前会計の始まる17時頃には約50名以上が並んだ。なお、初回の入荷数は約100個。後日引き取りを含め最終的には約60個が販売されたため、11日(金)以降も在庫販売が行われる。
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先週発売のGeForce RTX 3080 Tiに比べ価格も安いためか、購入者は比較的若い客層が目立った
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11日(金)の開店時より販売を開始しているのは、
パソコンSHOPアーク、
オリオスペック(通販のみ)、
ドスパラ秋葉原本店、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.。気になるパフォーマンスについては、
先日お届けした検証記事を是非ご一読いただきたい。
最安約9万円のモデルは初回入荷で終了の予定
解禁と同時に販売が開始されたのは、ASUS、Gainward、GIGABYTE、INNO3D、MSI、Palit、ZOTAC、玄人志向の8メーカーから計15モデルで、いずれもオリジナルVGAクーラーを搭載。特に注目が集まったのはASUS「TUF-RTX3070TI-8G-GAMING」やZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3070 Ti Trinity」。定格クロックモデルながら、最安クラスの約9万円だったことからすぐに完売。これら2モデルについては複数ショップが
「初回入荷のみと聞いている」とのことで、再入荷の可能性は極めて低い。
なお、複数の関係者に今後の動向について聞いたところ「次回のロットがいつ入荷するのかは分らない」「GeForce RTX 3070の在庫と価格調整を考えなくては」「入荷は安定せず、しばらくは値下がる様子はない」とのこと。GeForceの高値傾向が収まるには、まだまだ時間がかかりそうだ。