梅雨が明けたと思ったら一気に夏本番モード。暑くなると毎年売れ始めるのが冷却関連製品です。最近は初めての自作でもオールイワン型水冷ユニットを選ぶお客さんが増えてきました。今日は当店売れ筋の製品をご紹介しましょう。
まず初めに取り上げるのは、発売から1年以上が経っても人気の
NZXT「Kraken X63」。フロントに280mmラジエターが搭載できるNZXTのPCケース「H510」シリーズとセットで購入する人が圧倒的に多いです。ヘッド部分に2.36型液晶を搭載する上位モデル「Kraken Z-3」シリーズもありますが、売れているのはシンプルデザインの「Kraken X-3」シリーズ。日本語表示に対応した統合設定ソフトウェア「CAM」で一括制御できるところも人気の理由でしょう。
ここ1年くらいでよく売れるようになったのが、ホワイトカラーの水冷ユニット。中でも人気の製品が
CORSAIR「iCUE H100i ELITE CAPELLIX WHITE」です。画面に映り込む配信用マシンに搭載したという人や、女性のお客さんにもよく選ばれています。240mmラジエターモデルのため、多くのPCケースで搭載可能という点も売れている理由ですね。こちらもNZXT同様、一元管理が可能な総合ユーティリティ「iCUE」が便利。キーボードやマウスといったゲーミングデバイスと同期発光できるのはCORSAIRならではの強みです。
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「iCUE ELITE CAPELLIX」シリーズは単体購入も多い。ケース内をドレスアップしたいというユーザーに人気のようだ
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とにかく安い。圧倒的なコストパフォーマンスの高さで売れているのがDeepcoolです。特に
「CASTLE EX A-RGB WH」は360mmラジエターモデルでは当店最安クラス。作りもしっかりしており、かつての大陸系メーカーに見られた粗さは無くなり安心して導入できます。
「AS500」や
「ASSASSIN III」など空冷クーラーのロングセラーも出てきており、Deepcoolはこれからも要チェックメーカーのひとつでしょう。
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ジワジワとシェアを獲得しつつあるDeepcoolの水冷ユニット。今後の展開から目が離せない
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