NVIDIAのエントリー向け新型GPU
「GeForce RTX 3050」を搭載したグラフィックスカードの販売が、日本時間の27日(木)23時より解禁された。登場したのは、ASUS、GAINWARD、GIGABYTE、MSI、Palit、ZOTAC、玄人志向の7メーカー12モデル。入荷本数も多く、初回の流通量としては潤沢といえそうだ。
GeForce RTX 3050は、Ampereアーキテクチャを採用するGeForce RTX 30シリーズの最新エントリー向けGPU。2019年に登場した
GeForce GTX 1650からのアップグレードに最適とされ、レイトレーシングや「NVIDIA DLSS」に対応する。
主なスペックはRTコア18基、Tensorコア73基、CUDAコア数2,560基、ベースクロック1,552MHz、ブーストクロック1,777MHz、メモリバス幅128bitで、ビデオメモリはGDDR6 8GB。NVIDIAいわく
「高画質な設定でフルHD/60fpsをクリアすることができる」という触れ込みだ。エルミタでは
パフォーマンスを検証しているので参照いただきたい。
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価格39,800円のMSI「GeForce RTX 3050 AERO ITX 8G」。OC版の「GeForce RTX 3050 AERO ITX 8G OC」の価格は62,700円。+22,900円となっている
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そもそも27日(木)23時の販売解禁が設定されていたが、まん延防止等重点措置が適用されている秋葉原ではGeForceシリーズ恒例の深夜販売はなし。28日(金)の各ショップ開店時より販売が始まった格好。販売を確認したのは、
パソコンショップアーク、
オリオスペック、
ドスパラ秋葉原本店、
パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店、
ソフマップAKIBA パソコン・デジタル館、
ツクモパソコン本店、
TSUKUMO eX.。
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ASUS「ROG-STRIX-RTX3050-O8G-GAMING」(63,800円)
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ASUS「DUAL-RTX3050-O8G」(54,800円)
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GAINWARD「GeForce RTX 3050 Ghost」(52,800円)
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GIGABYTE「GeForce RTX 3050 GAMING OC 8G」(57,200円)
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最も安いモデルはMSI「GeForce RTX 3050 AERO ITX 8G」とZOTAC「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3050 Twin Edge」の39,800円だが、こちらは
「NVIDIAの諸事情による初回限定価格」(複数ショップ談)で入荷本数も少量。実際には5万円から6万円の間で販売されているモデルが大多数だ。
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MSI「GeForce RTX 3050 AERO ITX 8G OC」(62,700円)
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MSI「GeForce RTX 3050 VENTUS 2X 8G OC」(64,350円)
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なお、複数ショップに売れ行きを確認したところ、
「開店前から行列ができ、39,800円のモデルはすぐに完売した」「初回限定価格の製品以外はほとんど動いていない」ということ。最安モデルはないものの、購入予定の人は、週末にかけてじっくり吟味してからでも遅くはなさそうだ。
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ZOTACは「ZOTAC GAMING GeForce RTX 3050 Twin Edge」(39,800円)OC版(59,950円)を販売中
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玄人志向「GG-RTX3050-E8GB/SF」(52,800円)
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