入出力端子が充実。Wi-Fi機能は諸事情でサポート対象外
アーケード基板やレトロゲーム機向けのアップスキャンコンバータ
「ODV-GBS-C」が
KVC lab.に入荷している。販売価格は本体のみが税込11,500円、ACアダプタセットが12,000円。
アーケード基板やレトロゲーム機などの15kHz出力を31kHz以上にアップスキャン出力できる、多機能なアップスキャンコンバータ。先ごろ店頭に入荷した
「GBS-Control アドオン基板」と、それに対応するアップスキャンボード「GBS-82×0」「HD-VC9900」(GBSボード)を合わせたような機能を備えている。
入力はD-Sub 15pinだけでなく、コンポーネント端子やSCART端子も搭載。出力もD-SubとHDMIに両対応するなど、GBSボードに比べ機能が充実している。なお、D-Sub出力時の解像度は最大1,360×768ドット、HDMI出力時は1,080pに対応する。
ちなみにアドオン基板装着時のGBSボードと同様にWi-Fi機能を搭載しているものの、「内部に組み込まれているWi-Fiモジュールの技適対応が確認できない」(ショップ)ため、ワイヤレスによるGBS-Control機能はサポート対象外。ただし簡易的な設定変更は、本体上に備えるボリュームやボタン操作で行える。
そのほか、基板状態のGBSボードと異なりオープン端子コネクタがないため、ショップによれば「組み込み用途には向いていない」とのこと。