ヒートシンクを外したスケルトン展示も実施
世界で唯一NEC(日本電気株式会社)だけが開発しているというベクトルプロセッサを搭載したPCI Expressカード
「SX-Aurora TSUBASA Vector Engine」が
オリオスペックにて展示中だ。
NECのプラットフォーム販売部門からの依頼によるもので、真紅のヒートシンクを搭載したカードに加え、ヒートシンクを外したスケルトン展示も行われており、実際に「NEC」の刻印が入ったベクトルエンジンチップを確認することができる。
ちなみにPCI Expressカードのベクトルエンジンの製品ラインナップは2020年11月に
アナウンスされた8コアプロセッサの
「Type 20B」(倍精度2.45TFLOPS/単精度4.91TFLOPS/メモリ帯域は1.53TB/s/キャッシュ16MB/メモリ48GB)と、10コアプロセッサの
「Type 20A」(倍精度3.07TFLOPS/単精度6.14TFLOPS/メモリ帯域は1.53TB/s/キャッシュ16MB/メモリ48GB)がラインナップされる。
なお担当者によれば販売も可能なため興味がある場合は問い合わせをして欲しいとのこと。ちなみに価格は税抜き1,530,000円。