国内でも販売予定あり
PNY(本社:アメリカ)はCOMPUTEX TAIPEI 2023に合わせて、ブロワーファンクーラーを搭載するGeForce RTX 4070グラフィックスカード
「PNY GeForce RTX 4070 Blower Edition」を発表した。
担当者曰く“GeForce RTX 40シリーズでは世界初のブロワーファン搭載モデル”ということで、ワークステーションなどで複数枚のグラフィックスカードを搭載する場合や、小型の組み込み向けシステムで使用する場合でもケース内部に熱が籠らず運用できるのが特徴。またブロワーファンのノイズを気にする人も多かったというが、PNYによる計測では最大でも32dBAとされ、一般的なVGAクーラーと同等レベルに抑えられている。
特にAI処理や大規模な演算処理を行う研究者、3Dレンダリングなどの重い処理を行うクリエイターからはかなり注目されており、COMPUTEX TAIPEI 2023期間中にいつ発売されるのか度々尋ねられたという。
動作クロックはリファレンス準拠の予定で、CUDAコア数は5,888基、ビデオメモリはGDDR6X 12GBで、カードサイズは長さ278.4mm、幅119.4mm、厚さ40mm、専有スロットは2スロット。なお国内でも2023年第3四半期中に発売が開始される予定で、価格は現在発売中のモデルよりも若干高くなるとのこと。
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ブースでは、組み込み向けの小型PCに搭載しているデモも実施。熱が内部に籠らないのは、組み込み向けに限らず小型PCでは大きなメリットになる
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