まずは水冷CPUクーラー「LIQMAXFLO」。この製品には今回ENERMAXとしては初めて420mmサイズがラインナップされる。
420mm、360mm、240mm型共通の特徴がラジエーターの厚み。ラジエーターを38mmまで厚くすることで、冷却液を多く封入可能となり、面積が広いぶん放熱効果も向上。さらに水冷のヘッド部分に60mm VRMファンを追加することで、従来の水冷CPUクーラーよりも20℃温度を下げることに成功。また冷却の範囲をCPUだけでなく、マザーボードの電力供給モジュールにまで広げているという。
なお今回の試作機には存在しないが、製品版では冷却液を補充する注入口を追加。利用していく過程で冷却液が減っていっても、ユーザーが自分で追加可能だ。
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| 水冷CPUクーラー「LIQMAXFLO」 7月発売予定、420mm:151.99ドル、360mm:139.99ドル、240mm:109.99ドル |
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| 水冷のヘッド部分にファンを追加。ロゴの付いたカバーは磁石でくっついており、好きな角度に変更可能 |
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| 38mm厚のラジエーターを採用 |
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| 水冷CPUクーラー「LIOMAXFLO LCD」 発売時期、価格は未定 |
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| 水冷ヘッドに480×480ドットのLCDディスプレイを用意。システム情報、天気予報のほかカスタム画像、アニメGIFを表示できる。カスタマイズが楽しそうだ |
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| PCケース「MarbleShell Apex Marble MS32」 9月発売予定、109.99ドル |
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| 右側面内部に開閉可能なカバーを内蔵。ケーブル類を隠せる | 位置、角度を調整可能なファンにより発熱量の高いハイパフォーマンスなグラフィックボードを至近距離から冷却可能だ |
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| 重量の重いグラフィックボードを下から支えるステーが用意されている |
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| PCケース「ENERMAX Cable Master 20」 9月発売予定、黒:89.99ドル、白:94.99ドル |
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| GPU、GPUの温度、時刻などを表示するディスプレイを標準装備 |
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| 裏配線マザーボードに裏からケーブルを挿せるように各所に穴が開けられている。また、背面スペースが従来より30mm広く確保されている。ケースのサイズは446×238×420mm。ITX、Micro ATXタイプのマザーボードに対応する |
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| 1,200W電源「PLATIMAX GEMINI」 11月発売予定、299ドル |
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| 「BEST OF COMPUTEX’23」を獲得。ATX 3.0とATX12VOに対応した世界初の電源と謳われている |
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| サイズは150×150×86mm。日本製コンデンサーが100%使用されており、80PLUS Platinumを取得。下中央にATX12VOの端子が設けられている。また、600WのネイティブPCle 5.0ケーブルが付属する |
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| ブースには趣向を凝らしたMOD自作PCが展示されていた |