名機・RAVENを彷彿とさせるリアパネルが特徴
SilverStone Technology(本社:台湾)ブースで注目を集めていたのが、現状では最上位機種に当たるフルタワーPCケース
「ALTA F2」(型番:SST-ALF2B-G)だ。COMPUTEX開催に合わせ、各社プロトタイプの展示が多い中、この製品は今年
4月28日に発表され、エルミタでも既に取り上げている。

圧巻なのは、昨今の住宅事情などは顧みず、最大540mmサイズラジエーターが(180mmファンx3)搭載できる、巨大サイズ。一定数は常に存在するウルトラハイエンド志向のユーザーに向けた、ピンポイントなPCケースだ。対応マザーボードはSSI-EEB、SSI-CEB、Extended ATX、XL-ATX、ATX、Micro-ATX、Mini-ITXで、どんなサイズも飲み込んでしまう。

そんな巨大PCケースの外形寸法は、幅261mm、奥行き658mm、高さ576mm、重量は21.14kgとされ、完全に我が家はアウトだ。そんなPCケースの組込状態が見られるのも、COMPUTEXのような展示会の醍醐味といえよう。

圧巻のデモ機には、本格水冷の配管も美しく長尺ラジエーターが上下に搭載。水冷化されたグラフィックスカードは3パターンあるうちの後方11.3°前方傾斜スタイルを採用。マザーボードは90°回転レイアウトにより、水平および垂直マウントにも対応する。

なお国内販売については、通販がメインでの販売を予定。既にAmazon.comでも予約受付中にて掲載が始まっているので、気になる猛者はチェックしてほしい。