3スロットまでのVGAとSFX電源を搭載可能
Seasonic Electronics(本社:台湾)ブースの一角で、液晶ディスプレイ一体型の持ち運べるゲーミングPCを構築できるPCケース
「EBLAZTR」が展示されていたので、早速紹介していこう。
ノートPC並の手軽さと、デスクトップPCに匹敵するパフォーマンスを両立したいというニーズに応えるために設計された製品で、マザーボードはMini-ITXに対応。また本体は厚さ80mmのスリムサイズながら、グラフィックスカードは3スロット厚、長さ325mmまでの大型モデルをサポートする。
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液晶ディスプレイへの電源を供給するための分岐ケーブルも用意されており、必要な電源ケーブルは1本のみ
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さらに本体の表面には100×100mmのVESAマウンタが用意され、24.5型サイズまでの液晶ディスプレイを搭載可能。側面にはグリップのボタンを押すだけで開くスタンドを備え、持ち運びができるオールインワン型のゲーミングPCを構築できる。
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左右のハンドルは押すと瞬時に開いてスタンドに変形する
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なお電源ユニットは一般的なSFXサイズが利用でき、製品にはPCI Express 4.0に対応するライザーカードが付属。また背面は全体をメッシュパネルにすることで、内部の熱のこもりを抑え、ハイエンドシステムでも安定動作させることができるという。
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製品の解説をしてくれたeBlaztrブランドCEOのJonan Bahnsen氏
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本体サイズは幅626mm、奥行き80mm(ディスプレイ含まず)、高さ402mm、重量6.8kg。担当者によれば、すでに予約受付が開始され、第1弾については完売中。
またPCケース単体の他、Core i5-11400とオンボードグラフィックを採用した
「EBLAZTR OFFICE PC」、Core i5-10400FとGeForce RTX 3060 Tiを採用したメインストリームクラスのゲーミングPC
「EBLAZTR LAN EDITION」、Core i9-12900KSとGeForce RTX 3090 Tiを採用したエンスージアストモデル
「EBLAZTR BEAST」の4種類のバリエーションがラインナップする。