ポータブルゲーミングPC群雄割拠の時代。AYANEO(本社:中国)が東京ゲームショウ 2023に持ち込んできた新作は、これまで手をつけてこなかった物理キーボード搭載型の
「AYANEO SLIDE」。キーボード搭載モデルといえばGPDのオハコといった印象だが、いったいどんなアドバンテージがあるのだろうか。
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| 新製品のトピックを紹介してくれた、AYANEO CEOのArthur Zhang氏 |
自身もBlackBerryなどキーボード搭載端末に親しんできた経験から、「キーボードを重視するWindowsユーザーを無視するつもりは当初からなかった」と語るのは、同社CEOのArthur Zhang氏。今回の新作である「AYANEO SLIDE」は、特にMMO RPGなどチャット入力がほぼ必須になるゲームのプレイヤーに向けたポータブルゲーミングPCとして投入される。
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搭載するのは親指でポチポチ入力するタイプのキーボードで、ディスプレイを上にスライドすると出現する。ストロークはほとんどなく、硬めな入力感。 ちなみに競合に対しては、気持ちよくスライドしてディスプレイのリフトアップも可能なヒンジ機構、キーボード入力時に誤入力が起きにくいプレイボタン配置、機能割り当てなどキーボードのカスタマイズが可能な点、といった複数のアドバンテージがあるという。
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主な仕様は、ディスプレイが6型の1,080p IPS液晶、CPUはRyzen 7 7840Uなど。ちなみに製品版ではキーボードのバックライトがRGB仕様になるらしい。 9月22日にもグローバルリリースが打たれる予定で、代理店担当者によれば「早ければ年内に発売したい」とのこと。売価などは今のところ不明だ。
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また、一緒にArthur氏が見せてくれたのは、一部マニアの間で早くも話題になっている
「AYANEO FLIP」。「AYANEO SLIDE」と同じ物理キーボード搭載型だが、こちらはスライド式ではなくクラムシェル式を採用している。 7型サイズの120Hz駆動ディスプレイやRyzen 7 7840Uを搭載するポータブルゲーミングPCで、やや変わった装備としてタッチ式のポインティングデバイスが実装されている。こちらは「リリースは数カ月後になりそう」とのこと。
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今週に国内向けリリースが打たれたばかりの最新作
「AYANEO KUN」も複数のデモ機が用意されていた。ポータブルゲーミングPCとして最大級かつ最上級のスペックを謳うハイエンドモデルで、搭載するRyzen 7 7840Uは優秀な冷却機構を生かして、定格を上回るTDP54Wにチューンされているという。 ディスプレイは8.4型(2,560×1,600)でメモリ32GB、最大級の75Whバッテリ(19,500mAh)を内蔵。上下左右分割での割り当ても可能なインテリジェントタッチパッドも備える。
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