フレームの一部をカットした冷却ファン「Kaze Flex 92 Slim AH PWM」を搭載
「南港展覧館」近くの喫茶店を貸し切る格好で"専用ブース”を設けた株式会社サイズ(本社:千葉県松戸市)。COMPUTEX TAIPEI 2024に合わせて披露したのは、全高わずか39mmのロープロファイルCPUクーラー
「SHURIKEN 3」(型番:SCSK-3000)だ。
2019年12月に発売が開始された
「手裏剣弐」の後継モデルで、全高は58mmから39mmへと19mmも低くなっている。
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偶然居合わせた某ショップ店員からは「CPUクーラーの高さが46~47mmに制限されるASRock『DeskMini』シリーズで使ってみたい」という声が聞かれた
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小型サイズながらベースプレートにはφ6mm×4本のヒートパイプを搭載。冷却ファンにはフレームの中央下部分をカットした独自デザインの「Kaze Flex 92 Slim AH PWM」が採用されている。サイズの社内テストによれば、フレーム部分をカットすることでCPUの温度は最高で8℃低下したという。
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サイズの社内テストによれば、フレームの中央下部分をカットすることで冷却性能が向上する効果が得られたとのこと
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主なスペックは、回転数300±200~2,500rpm±10%、騒音値1.8~31.78dBA、風量4.96~36.45CFM、、静圧0.02~1.99mmH2O。本体サイズは92×94×39mm、重量320g。対応ソケットはIntel LGA1700/1200/115X、AMD Socket AM5/AM4。なお発売については2024年8月頃の予定。価格は「虎徹MARK3」とほぼ同等になるという。