専用の200W電源ユニットが付属
Neweggの複合ブースの一角に展示していたGeometric Futureは、COMPUTEX TAIPEI 2024に合わせてパタパタと折り曲げて組み立てるMini-ITXケース
「MODEL 0 Flamingo」を発表した。
立方体の展開図のようなフラットな1枚のパネルを、パタパタと折り曲げて組み立てるMini-ITXケース。筐体の素材は1.2mm厚のスチールと0.8mm厚のスチールメッシュで、パネルの固定にはマグネットを使用するため工具を使わずに組み立てる事ができる。また表面にはアルカンターラ風の布素材が貼り付けられ、PCケースながら独特の風合いを醸し出している。
拡張性については、ドライブベイも拡張スロットも一切ない割り切った仕様。CPUクーラーも全高60mm未満と制約は多いが、高性能な内蔵GPUを搭載したRyzen 8000Gシリーズを組み合わせれば、小型ながらある程度ゲームも快適に動作するPCを組むことができるだろう。さらに本体重量が2kg未満と軽量なことから、持ち運ぶような用途にも良さそうだ。
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ブースではAMDデザインのモデルも展示されていた
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簡単にスペックを確認しておくと、本体サイズは幅206mm、奥行き208mm、高さ81mm、電源ユニットは容量200Wの専用電源が付属し、サイズは幅35mm、奥行き170mm、高さ70mm。なおグローバル市場向けには7月中にも発売が開始される予定とのこと。