デカい放熱板をケースのサイドパネルにペタリ
久しくアキバでも新製品を目にしていない気がする、CRYORIGのブースを会場の隅っこで発見。その中央部分に置かれていた、ちょっと変わったコンセプト水冷の
「CW400」をチェックしておこう。
いわくファンレス水冷システムを謳う、オールインワン型水冷ユニットのコンセプト。ウォーターブロックから取り回されたソフトチューブは、拡張スロットのスキマを抜けて右サイドパネル方向へ。右サイドパネルには巨大なヒートシンクが据え付けられており、これがラジエーターとして放熱を担っているという仕組みだ。
放熱プレートの重さは約3kgあり、ミドルタワーサイズなら大抵のケースに取り付け可能という。どうやってマウントしているかというと両面テープとのことで、長期間の使用中に剥がれてしまわないかは気になるところ。
ちなみにデモ機はTDP250Wまでの冷却が可能らしく、ファンレスながらハイエンドCPUの運用も可能。仮に製品化するとしたら、放熱プレートのサイズ違いで対応TDPの異なるラインナップが生まれたりするのかもしれない。